暖かい家

今日は皆様のお役に立たないことを書きます。
の祖先は、明治37年に奈良県十津川村から北海道新十津川町に入植している。
当時の家は、粗末なものだったとのこと。
その家は、両親が農作業に出ている間に、子供の火遊びで全焼したと聞かされた。 

 

その後、大正4年に根室原野に入植、昭和37年頃まで農業。
この入植当時の家も、雪が吹き込むような粗末なもの。
私が育ったのはこの後の家で、壁・床・天井に断熱材も入っていないもので、冬には服を着たまま布団に入り、暖かくなってから布団の中で服を脱いだ記憶がある。子供心に暖かい家に憧れた。

 

今は、自分でも家が持てるようになり、感謝している。
それと同時に、あの世に行ったご先祖様たちは、あの世でどんな家に住んでいるのかと。
暖かい家であればいいのだが・・・・。

 

平成21年2月6日 次回へ続く